デルムッド登場（笑）

　20章終了後登場するデルムッドとの会話です。

ア：リーフ様
　　敵が撤退始めましたぞ！
リ：なに！？
　　いったいどういうことだ？
ア：セリス軍が来たのです！
　　すでにアルスター城を
　　包囲攻撃しているとのこと
　　われらは救われたのです！
リ：そうか…
　　セリス様が…
　　しかしアウグスト
　　どうしてそれがわかったのだ？…
ア：あっ、これは私としたことが…
　　さきほどセリスどのから
　　使いの者がまいりました
　　奥の部屋に待たせております
リ：セリス様から…
　　会いたい
　　すぐにお通ししてくれ！
デ：リーフ王子
　　はじめてお目にかかります
　　私はセリス公子の配下で
　　デルムッドと申します
リ：デルムッド！？
　　では
　　あなたがナンナの兄上ですか！？
デ：はい
　　リーフ様
　　これはセリス公子からの書状です
　　どうぞ、お目通しを…
リ：そうか…
　　この書状によると
　　アルスターの攻略も
　　そう長くはかからないようだが…
デ：ええ
　　ここ数日のうちには…
リ：では
　　ぼくたちもアルスターへ向かおう
　　一日も早くセリス様にお会いしたい！
デ：わかりました
　　では
　　私がご案内いたしましょう
リ：デルムッド
　　これで公務はすんだのだろう
デ：はっ…
リ：では、ナンナと会ってくれ
ナ：デルムッド…
　　おにいさま…
デ：ナンナ！？
　　ナンナか！！
ナ：はい…
デ：ナンナ…
　　長い間すまなかった
　　もっとはやくわかっていれば
　　どんなことをしても迎えに来たのだが
　　レヴィン様に聞かされるまで
　　きみのことは知らなくて…
ナ：レヴィン様？…
デ：そうだ
　　セリス様の軍師だが
　　あの方はどんなことでもご存知だ
　　母上のこと聞かせてもらった
　　私を迎えにイザークへ向かわれたが
　　イード砂漠で消息を絶たれたと…
ナ：！…それではやはり…
　　覚悟はしていたけど
　　やはりお母さまは…
　　ああっ…
デ：すまないナンナ
　　母上は私のために…
ナ：いいえ…
　　幼いときはうらみもしたけど
　　今はわかります
　　同じ女として
　　ラケシス母様のお気持ちは…
デ：ナンナ
　　私はあきらめてはいない
　　レヴィン様も
　　母上は生きているとおっしゃった
　　この戦争が終わったら
　　二人で母上を探しに行こう
　　だから…もう泣くな
デ：リーフ王子
　　お願いがあります
　　私をリーフ様の軍に
　　加えていただけませんか？
　　もちろんセリス様の許可は
　　いただいてまいります
リ：そうだな
　　ナンナのためにも
　　ぜひそうしてほしい
　　ぼくからも
　　セリス様にお願いしてみよう

　リーフ、あれほどゲーム前にアウグストにいわれていたのに…。
　やっぱりまだまだセリスに心酔しているよ（笑）

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