ここではセイラムとリーフがサラと会話できるが、リーフが先に話しかけてしまうとセイラムとは会話が出来ないので注意しよう。

セ：サラ様！？
　　あなたがどうしてこんなところに
サ：だれなの？
　　あなたなんて知らないわ
セ：はい…
　　私はかつてロプトの神官でしたが
　　大司教の孫娘であるサラ様が
　　ご存知ないのはとうぜんです
サ：ふーん…そうなの…
　　でも、あなたに用はないわ
　　あたしは声の主をさがしているの
セ：声の主？…
サ：とてもきれいな声…
　　あたしを呼んでるの
　　たすけてほしいって…
セ：…そうか…
　　マンフロイ大司教の孫娘である
　　サラ様ならキアの杖を使える…
　　そういうことか…
サ：ふーん…
　　じゃぁね、セイラム…

リ：え？
　　こんな森に女の子が？…
サ：……
リ：きみはだれ？
　　一人なのか？‥
サ：ふーん…
　　あなたなの…
リ：えっ？
　　なんのことだ？
サ：ふふっ…
　　やっぱりそうだわ
　　いいよ、あたしが助けてあげる
リ：困ったな…
　　今はアウグストもドリアスもいないし
　　どうしたらいいんだろう…
サ：あたしはサラっていうの
　　あなたのことはなんでも知ってるわ
　　名前はリーフ
　　レンスターの王子でしょ
　　それで、父親はキュアンっていうのね
　　母親はエスリンっていう
　　可愛いひとだったけど
　　しんじゃったのよね
リ：！…・
サ：そんなに
　　恐い顔をしなくたっていいでしょ
　　あたしだって
　　パパもママもしんじゃったわ
　　ママはあたしが小さいときにね
　　パパは…ママを愛したことが
　　おじいさまの怒りにふれて
　　殺されたんだって
　　あたしが生まれる前の話よ
リ：…‥‥
サ：あたしを呼んでいたのはあなたなのよ
　　だから、助けてあげようと思ったのに…
　　じゃまにするのならもういいわ！
リ：まってくれ！
　　よくわからないけど
　　とても大事なことのような気がするんだ
　　もっときみのことが知りたい
　　一緒に来てくれるか？
サ：うん、いいよ
　　だって
　　あたし、あなたの声が好きだもの
リ：ありがとう…
　　サラ…